体のゆがみ:体のゆがみとは?なぜゆがむ?ゆがむとどうなる?

こんにちは、院長のたかのです。 患者さんの体の歪み(ゆがみ)に対し施術していて、「体はなんでゆがんじゃうんだろうね~?」と聞かれましたので、今回は「体のゆがみ」についてのお話をします。

本日の解説メニュー
✅体の歪み(ゆがみ)とは左右バランス&テンセグリティの崩れ
✅歪む理由は日常生活動作
✅体がゆがむとこんな症状が
✅ゆがみを最小限に抑えるには
✅大事な定期メンテナンス

✅体の歪み(ゆがみ)とは左右バランス&テンセグリティの崩れ

 

体のゆがみとはそもそも何でしょうか?

ほとんどの方が右利きで、右手をよく使用されるので、「左手より右手の筋肉を使っている」という左右バランスのお話は理解しやすいと思います。

 

この、骨や筋肉の使用頻度、筋肉量、柔軟性、動かしやすさなどの左右差が大きくなったものを「左右バランスが崩れた状態」とします。なぜ左右バランスが崩れると体はゆがむのか。それは人体が「テンセグリティ構造」だからです。

 

人間の身体は、背骨などの骨が単純に積み木のように支えているのではなく、椎間板、筋肉、筋膜、靭帯などがマリオネットの糸のように骨(棒)を引っ張りあって支え浮かせているというテンセグリティ構造でできています。よってどこかの糸(筋肉など)だけ極端に引っ張ったり圧力が増えてしまった場合、もともとのテンセグリティ全体の形が図のようにゆがみます。

 

✅歪む理由は日常生活動作

 

糸である筋肉を使い、棒である骨を動かすことで、人の体は移動したり、物を運んだり、さまざまな日常生活の作業ができています。よほど大きい力でない限り、このテンセグリティ構造は崩れませんが、毎日の小さな力の繰り返しで徐々に形がゆがんでいきます。

 

とくに先ほど述べた左右差、伸ばす筋と曲げる筋、一定の使う方向など、一人ひとりの体の使い方、クセ、日々のケアの有無によって日常生活でのゆがみの蓄積度合が変化していくのです。例えば新築のきれいなマンションそれぞれのお部屋に住む人によって1ヶ月後の汚れ具合が違うのと同じです。

 

✅体がゆがむとこんな症状が

 

体の左右対称性(バランス)とテンセグリティ構造が崩れ、一部の歪みが強くなると、その部分にだけ血液内の栄養や酸素が運ばれにくいということになるので、そこが修復されなくなってしまいます。

その状態が続いた結果、重だるさ、ハリ感、コリ感、痛みやあらゆる症状となって表面に出てきます。

 

また、先ほど述べたように体のテンセグリティ構造により、例えば「腰が痛い」場合でも、原因は離れた足や肩の緊張が連動して歪みを生んでいるケースが多く、全身のバランス調整が重要となります。 

 

✅ゆがみを最小限に抑えるには

 

ポイントは

・一部分のオーバーワークを減らす

・体の左右バランスを意識する

・毎日お風呂に浸かってケアをする

の三つです。

 

一つ目の「一部分のオーバーワークを減らす」は、ある筋肉、ある動きだけたくさん行なうのを意識的に減らすということです。例えばどんなに健康な人でも、一日中腰を折り曲げるような前かがみ姿勢で重いものを持ち上げるを繰り返したら、腰まわりの筋肉のみオーバーワークとなり腰痛になります。ですのでこの場合、腰を折り曲げた前かがみ姿勢にならないよう足を使って持ち上げます。すると腰の一部分だけに加わった力が、足全体へと分散され、一部分のオーバーワークを減らすことができます。

 

 

 

二つ目の「体の左右バランスを意識する」は体の重心の偏りを減らすことです。右利きの人が無理に左手を使うとかではなく、長い時間立っているとき、右足ばかり重心をかけていることに気づき、左足重心の時間も作るということです。長時間の姿勢はゆがみの蓄積に関係するためちょっとしたことでも左右バランスを意識してみましょう。

 

 

三つ目は「毎日お風呂に浸かってケアをする」です。シャワーで済ませる方が多いですが、湯船につかるお風呂の力を侮ってはいけません。筋トレ後のお風呂の関連を調査し、40℃湯船につかるのがもっとも効果的であったり、入浴による姿勢保持筋群の疲労回復に関する研究があったり、筋肉の疲れと湯船につかるお風呂に関する論文はたくさんあります。個人的には一歩間違えば逆効果になりかねないストレッチ、セルフもみほぐしなどより、最も安全かつ万人が毎日確実にケアできる方法がお風呂だと思っています。毎日40℃のお風呂に首までしっかり浸かってみてください。

 

 

✅大事な定期メンテナンス

上記3つを実施してゆがみを最小限に抑えても、仕事での体へのダメージが大きかったり、今までケアを怠っていた場合は、長くたまった部屋の汚れにはプロの掃除が必要です。

 

当院では「手技整体」を行い体のゆがみを整えてから、さらに患部の治療を行っています。

それにより今まで血行が悪かった部分に血液が流れるようになり、その結果、栄養や酸素が送られ、悪い部分が修復されていき症状が徐々に改善され、症状が出にくい体へと変化していきます。

 

「私の体はゆがんでいるかも?」「病院でのレントゲンでは異常なしだった」「その時だけで一向に改善しない」など症状でお困りの方はぜひご相談ください。