こんにちは、院長のたかのです。近年SNSの発展でストレッチなどのセルフケアの情報が簡単に手に入るようになりましたね。便利な一方で大衆向けの内容では、症状に適さない内容もあり、人によっては良かれと思ったセルフケアが、かえって症状を悪化させてしまう場合も見受けられます。そんな背景から本日は腰痛の優しいストレッチのお話をさせていただきますね。
12月に入り、朝晩の冷え込みが一段と厳しくなってきましたね。
そんな時、「自分でできるケア」
実際に整形外科で勤務していた頃も、「
☑原因とメカニズム
腰の構造を理解することも、痛みを根本から改善する第一歩です。
逆に、前弯が少なくなって腰が丸まりすぎると、
また、腰椎は骨盤の動きやバランスにも大きく影響されます。
腰の健康にとって大事なのは、
1. 腰椎が自然な前弯カーブを保つこと
2. 骨盤や腰椎に付く筋肉がしなやかに動くこと
この2点です。
中でも、腸腰筋(ちょうようきん)とハムストリングス(
このように、腸腰筋とハムストリングスのバランスこそが、
左が腸腰筋、右がハムストリングス
☑症状・関連性
自分の腰椎が正しい位置にあるかどうか、
鏡の前に立ち、横から自分の姿勢を確認します。耳・肩・骨盤・
次に、ハムストリングスの柔軟性を確認してみましょう。
15〜
研究でも、
また、
「骨盤の位置が正しくない」「太もも裏が硬くて張っている」「
☑生活習慣・ストレッチ法
ここからは、悪化リスクの少ない腰痛のある方でも安心して行える“
① 腸腰筋ストレッチ
•事前確認:立って腰を反らし、痛みが出ない範囲で止めましょう。
•方法:仰向けになり、膝を立てた姿勢で、
ゆっくり腹式呼吸を10回行います。
•効果確認:再び立って腰を反らしてみて、
② ハムストリングスストレッチ
•事前確認:仰向けのまま、膝を伸ばして足首を反らせ、
•方法:つっぱり感を感じる位置で脚を保持しながら、
•効果確認:もう一度足を上げてみて、さきほどより上がりやすければOKです。
どちらのストレッチも「気持ちよい、少し突っ張る」
☑まとめ
腸腰筋とハムストリングス、
ただし、部分的な
当院では、患部である腰痛の「原因筋」とそれを発生しやすくしている「骨格の歪み」の両方を見ながら、











